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W杯から学ぶ、恋愛の2つの基本戦略

赤木博人です。
ここのところ、サッカーW杯が盛り上がっていますね。

私は、強豪同士が戦う決勝トーナメントよりも、予選リーグに面白さを感じます。なぜならば、予選リーグは状況に応じて、戦略的に戦わないといけないからです。

具体的には、

・この試合は、引き分けで十分だから、無理して攻める必要はない
・この試合は、2点差以上で勝たなくてはいけないから、攻撃的なフォーメーションで臨む

こういった、各チームの思惑が見えるところです。

引いて守らなければいけない時にリスクを負いすぎると、監督の采配が後日新聞で批判を浴びます、逆に攻めなければいけないのに引いてばかりいても、観客のブーイングを浴びてしまいます。こういった部分に、非常に興味をそそられます。

サッカーの話が長くなってしまいましたが、この話は、恋愛にも完璧に当てはまります。状況や女性の感情によって、何が正解かが変わるのです。「引き分けでよい」のか「勝ち点3を取りに行く」のかを考えないと、好みの女性を彼女にすることは難しくなるのです。

では、以下2つのシチュエーションについて、考えてみたいと思います。「恋愛ノウハウを学んだけど、どう使えば良いのか分からない」と思われている方には参考になるかと思います。

「引き分けでよい」=女性の反応が良い場合

女性のこちらに対する反応が良い場合は、決して無理をする必要はありません。

・自分のルックスが女性の好みである
・会話がマッチし、女性の食いつきが良い

こういった場合は、焦って口説いたり、テクニックを使って落とそうとする必要はありません、焦りやテクニックには、一定割合で拒絶されるリスクがあるからです。

こういう場合は、

「誠実な男性が好き」
「マメに連絡をくれる人が好き」
「嘘つかない人が好み」

というよくある女性の好み通りに振る舞っていれば問題ありません。3回目のデートで、食事の後に、自然とホテルに誘うことで、OKをもらえる確率は高くなります。

要は、女性の印象を下げるようなミスをしたり、強力なライバルが現れない限りは、比較的安全に関係構築を進めて行くことができます。

「勝ち点3を取りに行く」=女性から対象外の場合

逆に、女性から男として見られていない場合は、全力で女性を振り向かせに行く必要があります。クラブやパーティで出会った女性を即日落としたい場合も同様です。

・女性がハイレベルで、自分のことが眼中にない
・後日デートに持ち込もうにも、今の流れではOKしてもらえなそう

こういった場合は、「じっくりと時間をかけて好きにさせる」ことが難しくなります。仕事や趣味などの接点がなく、こちらに対して関心もない場合は、「次に会う」ことすら困難になるからです。

恋愛テクニック、会話ルーティンと呼ばれるものは、こういうときに効果を発揮します。先ほどの状況とは逆に、

「誠実な男性が好き」
「マメに連絡をくれる人が好き」
「嘘つかない人が好み」

という女性の言葉を真に受けないことが求められます。

「女性の感情を揺さぶり、ストレスを与える男」
「不誠実そうな男」

の雰囲気を出して、女性を惹きつけることが求められるのです。

もちろん、拒絶されるリスクはあります。ですが、こういった状況の場合は、放っておくと2度と会えなくなることがほとんどです。「次の試合」はないのです。リスクを引き受ける必要があります。

重要な問題点

さて、2つの状況における戦略を考えてみましたが、ここで一つ問題点があります。

それは、多くの人が、勝ちに行かなければならない場面で、引き分けの戦略を採用しているということです。チャンスが転がっていたのに、誤って無難な男を演じてしまい、失敗するパターンです。

例えば、以下のような失敗、心当たりありませんか?

・デート中会話が盛り上がり、終電を逃させる機会であったにもかかわらず、「終電大丈夫かな?」と「誠実」な発言をしてしまう

・うまく恋愛の話に持ち込んで、女性も楽しんでいるのに、「〇〇ちゃんって綺麗だよね。俺なんかタイプじゃないでしょ」と媚びる発言をしてしまう

こういった場合は、

・終電を心配する代わりに、黙って手を握る
・媚びる代わりに、「デートしてほしい」とアプローチする

こちらの戦略が正解になります。

ついつい誠実になりがちな方は、恋愛テクニックもしっかりと身につけてください。そうすることで、バランスのとれた魅力的な男になることができます。

あなたの魅力がアップするにつれ、女性からの反応も良くなります。その時は、「引き分け」の戦略が効果を発揮する相手も増えて行くことでしょう。

感情ではなく、戦略

2つの状況についてお伝えしました。女性を落とすという行為一つ考えても、相手次第では行動はもちろん、考え方まで変える必要があるのです。ただ、いずれの場合も共通するのは、自分の感情に振り回されることなく、戦略を立てて行動することです。サッカーも恋愛も、ゲームであり、戦いなのです。

参考になれば幸いです。

執筆者: 赤木博人

性格は、内向的、人見知り。 日本有数の大学を卒業し、一部上場企業への就職もできたが、なんと恋愛、心理学、催眠の研究に没頭するためにだけに就職を完全放棄し研究活動に専念する。ハマったものはトコトン追求したいという極端な性格。 女性と会話をするたびに紙に書き起こして検証するような日々をおくり、数多くの失敗を重ねながら、ノウハウの検証を続ける生活を10年以上続ける。 現在は心理学や催眠、NLPの理論を恋愛の現場で検証し、「現場で使える恋愛ノウハウ」の普及活動に専念する。

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