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彼女への連絡の頻度 ~3つのタイミング~

赤木博人です。
女性との関係を進めていく上で、連絡の頻度について悩む男性は一定の割合でいます。
実際に現場でいろんな男性の声を聞いても、

「女性と出会ったのだけど、毎日連絡を取り続けたほうがよいのでしょうか?」
「何を話してよいのか分かりません」
「正直、メールやLINEのやり取りが好きではないから、なるべく少なくしたい」

という声をよく耳にします。

ある程度恋愛経験があって、距離感に応じた対応が自然とできる人なら問題はありません。ただ、その距離感を掴めないまま、一生懸命ネタを考え、しんどい思いをして毎日LINEをしている人がいます。その逆に、事務連絡やスケジュール調整を除いて一切連絡を取らないでいて、「女性と連絡が続かない」となってしまう人もいます。

ですので、今回は、連絡の頻度の変え方について簡単に整理していきたいと思います。

連絡の頻度 ~3つのタイミング~

単純に考えて、女性には、「連絡をとるべき」「連絡をとらなくてもよい」「連絡をとってはいけない」の3つのタイミングがあると思ってください。

今がどのタイミングなのかを知る基準になるのは、彼女の好意の感情です。分かりやすくするために、彼女の好意の感情をグラフにしてみます。横軸に時間、縦軸に彼女の好意の感情をとったとして、彼女の感情が、

・右肩上がりになっている
・横這いになっている
・右肩下がりになっている

のどの状態になっているのかを判断します。

では、それぞれについて解説していきます。女性と出会ったばかりのころは、たいていが横這いのグラフを描くかと思いますので、2番目の項目、「横這いになっている」から説明していきたいと思います。

彼女の感情が横這いの時は連絡をとるべきタイミング

まずは、彼女の感情が横這いになっている場合を考えていきます。あなたが彼女に一目惚れされたような場合を除き、あなたに特別な感情を持っていません。時間が経過しても、彼女の感情は特に動きません。

具体的には、

・女性と出会ったばかりで、お茶やデートに1回か2回行けただけの段階
・ネットでの出会いで女性とやり取りしている段階

などがこれにあたります。

この状態の時にやっておきたいのは、とにかくあなたに対する興味を引くこと、そして好意の感情を上げることです。なぜならば、好意の感情が横這いの段階では、ちょっと連絡を取らないと忘れられるからです。この段階では、あなたは彼女の知り合いの一人でしかありません。ライバルもいます。

弱い感情は時間が経つと消えてしまうので、この段階で連絡をしないと、忘れられてしまいます。ですので、連絡の頻度は多い方がよいでしょう。(もちろん、彼女がどれくらい連絡をとっても大丈夫か?は考える)例えば、ネットでの出会いだと、毎日のように連絡するのがセオリーになっています。

連絡をとるべき段階では、

・彼女との共通の話題を探る
・彼女の深い話を引き出す
・おふざけ、彼女が素でいられるような楽しい会話をする

など、彼女の感情が動く要素をしっかりと探しておきます。多少無理してでも連絡をとり、実際に会う方向へ持っていった方がよいです。

ただ、女性の好意がある程度高まってくると、状況が変わってきます。それが、次にお伝えする、右肩上がりの状態です。

 

彼女の感情が右肩上がりになってきたら、連絡はとらなくてもよいタイミング

彼女の感情がある一定のレベルを超えると、放置しておいても、好意は高いままでいるようになります。むしろ、会えないことであなたのことを考えるようになります。

もちろん、人間はロボットではありません。行動Aと行動B、行動Cをやれば足し算のように好意が上がっていくものではありません。時には、一気に上がることもあります。ちょっとしたきっかけ(髪を撫でたり、手を繋いだり)で、一気に上昇することもあります。

心境の変化は、彼女の態度にも変化が現れます。例えば、

・「映画に行きたい」「いつご飯食べる?」と言っていたのが、「いつ会えるかな?」といった発言に変わった。→あなたと一緒にいたい気持ちが強くなってきている

・日常見たキレイなものや、感じたことを共有してくるようになる。つまり彼女がキレイなものを見た時に、あなたに伝えたい、(一緒に見たい)と思っている

というような変化が出てきます。

この状態であれば、無理をして連絡をし続ける必要はありません。彼女の方から連絡してくることもありますし、実際に会う時も彼女はあなたのことをある程度優先してくれるようになります。自分のペースで連絡を取ることができます。

もちろん、過度の放置は厳禁ですが、この時期は、連絡の頻度よりも、どんどん彼女との関係を深める方向にもっていくことが重要です。

・恋人同士のように、いきなり電話する
・恋愛やセックス観を聞く
・泊まりのデートなども軽く提案する

など、初対面の人だとできないような行動をしていくとよいでしょう。

右肩下がりのときは、連絡をとってはいけないタイミング

ここまでは行為の感情を上昇させることについてお話ししてきましたが、彼女の感情は、好きだけではありません。その逆の感情もあります。

彼女の感情がマイナスの方向に向かっている場合は、基本的には連絡をとってはいけません。
例えば、

・しつこくデートに誘ったら、徐々に返信が帰ってこなくなった
・食事をしているときに、ちょっとした意見の食い違いがあり、気まずい空気になった

こういう状態になったら、(アプローチしたい気持ちはあるかと思いますが)LINEも電話もしないことをお勧めします。なぜならば、ちょっとした好意が放置すれば消えるのと同様に、彼女のあなたに対するマイナスの感情も、薄れていくからです。

その上で、彼女を追いかけたいなら、タイミングを見てまたコンタクトを取ってみるとよいでしょう。反応が返ってくることがあります。(いわゆる、ザオラルメール)

ただ、完全に右肩下がりになってしまった場合、はほぼどうしようもありません。嫌われているのに、さらにしつこくつきまとって、完全にストーカー扱いされてしまった。イラっとして彼女を傷つけるような暴言を吐いたとか、こういった場合は、ほぼ絶望的になってしまいます。

まとめ

ここまででお話ししたことをまとめます。
女性との連絡の頻度というものは、女性の好意がどのように推移していくかで変えていきます。

・横這いの段階では、積極的にアプローチをして、好意を上げにいく
・好意が一定水準を超えたら、自然と好意が高まりやすいので、ある程度放置してもよい
・好意がマイナスになっているのであれば、感情のままに関わろうとするのではなく、距離を置く

こうしてみるとまるでたき火のようです。
火をつける段階では、新聞紙を燃やしてみたり、うちわであおいだり、着火剤をつけたりと手間がかかります。ですが、一度火がついてしまえば、時々薪をくべるだけで、燃え続けることができます。

女性の反応を観察しながら、連絡の頻度や行動を変えていってください。

執筆者: 赤木博人

性格は、内向的、人見知り。 日本有数の大学を卒業し、一部上場企業への就職もできたが、なんと恋愛、心理学、催眠の研究に没頭するためにだけに就職を完全放棄し研究活動に専念する。ハマったものはトコトン追求したいという極端な性格。 女性と会話をするたびに紙に書き起こして検証するような日々をおくり、数多くの失敗を重ねながら、ノウハウの検証を続ける生活を10年以上続ける。 現在は心理学や催眠、NLPの理論を恋愛の現場で検証し、「現場で使える恋愛ノウハウ」の普及活動に専念する。

この記事へのコメント

SONOPY
2017年10月4日 23:26

非常に為になるお話、有り難うございます。
なかなか女性の心がわからず連絡の取り方についても困っていました。
結構難しいかもしれませんが、この3つのタイミングを見計らって連絡を取ってみようと思います。

返信
赤木博人
2017年10月7日 5:15

ありがとうございます。
女性の心の中に、いかにしてご自身を印象付けるかがポイントになってくるかと思います。
女性の使っている言葉の選択の仕方が変わる、メッセージのやり取りでも少し違ってくる。
そういったところに心境の変化が表れてくるものです。
陰ながら応援させていただきます。

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