モテる会話 女性の「脳のフィルター」をすり抜けるには？

赤木博人です。
退屈な男性はモテません。真面目なだけの男性もモテません。パーティで出会って、「いい人ですね」と言われても２度目に繋がる確率は低いでしょう。

なぜならば恋愛は本能でするものだからです。女性が社交辞令で、あるいは本音であなたのことをいい人だと言っていても、女性の本能の部分では、「男として興味がない」という判断を下している可能性があります。

では、一体どうすれば、女性の本能に訴えかけることができるのか。今回は脳の仕組みの観点から見ていきたいと思います。

本能を司る、爬虫類の脳

脳の中で本能をつかさどる部分は脳幹です。いわゆる爬虫類の脳と呼ばれている部分です。脳幹は、人間の生存に関係した部分にのみ反応する性質を持っています。ちょっと乱暴な説明になりますが、脳幹は、何か外部からの刺激をキャッチした時に、

・危険なものでないかを判断する。そうでなければスルーする
・新しく興味のあるものであるかを判断する。そうでなければスルーする

という2つの働きをします。日常生活の中で受ける、大量の刺激の中から、必要なものだけに反応するようになっているのです。

女性は男性を、本能でフィルタリングする

恋愛は本能でするものであること、本能は爬虫類の脳が司ることを考えると、いい人がモテない理由が見えてきます。つまりは、

・新しく興味のあるものであるかを判断する。そうでなければスルーする

という脳の働きです。あなたが女性と会話している時にいい人を演出していたとしても、恐ろしいことに女性の脳では、「新しく、興味があるものではない」という結論が下されている可能性があるのです。女性の本能のフィルターが邪魔をするのです。

出会ったばかりの頃にやるべきことは？

これまでの話を聞くと、なんだか憂鬱な気分になってしまうかもしれません。私もそうです。ですが本能のフィルターの話を知ることで、どうすれば女性に自分を印象付けられるかも見えてきます。

結論を言います。出会って最初の段階で、恋愛対象として思われるには、以下の2つの条件を満たす必要があります。

・最低限安全である
・これまでにみたことないような刺激を与えてくれる

ただ、最低限安全という基準は多くの人がクリア済みです。女性と挨拶をするとか普通に話すという程度のことならできる方が多いと思われます。

となると、それ以上に大切になってくるのが、これまで見たことがない刺激というものを見せるということなのです。

興味アリ！と女性に思わせるには？

では、女性から恋愛対象と見られるためにはどうしたら良いのでしょうか。例えば、

・目立つものを身につける
・高いステータスを得る
・彼女好みのルックスに近づける

といったものがあるかもしれません。ですが最も効果的でシンプルな方法は会話です。

モテる男を観察しているとわかるのですが、彼らの会話には共通した特徴があります。女性との信頼関係を築きながら同時に信頼関係を揺らがすような発言をしているのです。

つまりただのいい人で終わらないように、主導権を奪われないように相手をコントロールしているのです。

例えば、

・相手の発言を遮って「ところで、彼氏いるの？」自分の都合の良い話に切り替えたり
・「どこに行くの？」といわれた時にラブホテルだよと言う冗談を言ってみたり
・（口説いている時に）女性から「誰にでもこういうこと言ってるのでしょ？」と言われてたとき、「うん、そうかもね」と言ってみたり

といったことをやっています。

「非常識」も効果的である

いわゆるチャラい男がやっている行動は、世の中の常識に反するものがあります。ですが、女性の心に刺激を与えるいう一点においては効果があります。

会社の同僚を「いじり」を過ぎると仕事が円滑に進まなくなる可能性はありますが、落としたい女性をにアプローチするときに意表をついた発言をすることは、女性の脳幹というフィルターをくぐりぬけるには重要なのです。

もしあなたが、真面目なアプローチで限界を感じているのであれば、女性の本能のことも思い出してみてはいかがでしょうか？

参考になれば幸いです。