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「間接体験」がモテを生む

赤木博人です。

先日、ある映画を見ました

映画の内容は、恋愛コメディ。ブサイク・非モテの男性が、あることがきっかけでイケメンになれるマスクを手に入れます。

最初は自分がイケメンであることに戸惑いを感じていたものの、色々な女性からチヤホヤされることで、自分がイケメンであることを「理解」していきます。そして、道で出会った女性を堂々と口説き、一流モデルと付き合うようになります。

そんな折に、初恋の女の子と偶然再会し、仲良くなります。いよいよ告白という段階になって、本当の自分について打ち明けるか悩み…

という映画だったのですが、この映画に出てくる主人公の変化というものが、とても興味深かったのでお話したいと思います。

当初、この主人公は典型的「非モテ」の男性でした

30代、彼女なし、貧乏、ブサイク…それだけでなく行動や思考も絵に描いたような非モテでした。

・モテないから、タイプの女性と出会うとすぐに好きになる
・女性経験がないから、感情のままにすぐに告白し、フラれる
・フラれたことを、自分のスキルではなく、外見のせいにする

など、負の連鎖に陥っていました。

その主人公ですが、先ほど述べたように、

1、イケメンである自分に戸惑う
2、女性にチヤホヤされて、自分がイケメンだと自覚する
3、美女をどんどん口説く

の順番で変化していきます。変わったのは外見だけであるはずなのに、内面や行動も変化していくのです。
なぜこういうことが起こったのかというと、

自己認識の変化です

イケメンになった彼は、

・女性にアクション(ウインクをするなど)を起こし好意的なフィードバック(女性がキャーキャー騒ぐ)を得る
・好意的なフィードバックを繰り返し得る
・数多くのフィードバックを得て、自分はイケメンなのだと結論づける
・イケメンとして振る舞う

という心理プロセスを経て大きく変化しました。非モテが陥る負の連鎖にどっぷりとハマっていましたが、外見を一瞬で変えるマスクを手に入れることにより、そこから抜け出すことができるようになったのです。

映画の話が長くなりましたが…

現代の科学技術において、私たちは、チビ、デブ、ブサイクの状態からモデルのようなイケメンに一瞬で変化することはできません。

では、これまでに全くモテてこなかった男性は、負の連鎖から抜けることができないのでしょうか。この映画は、ただの夢物語であり、現実の世界では、「モテない」と思い込んでいる人が自己認識を変えられないのでしょうか。

そうではありません。私たちは、

「間接体験」で自己認識を変えることができます

間接体験とは、他人の経験を借りる、分かりやすく言えば恋愛を学ぶということです。モテる男の行動を知り、女性心理を理解することで、実際にモテる男になることができるのです。

この映画を見ながら、私はそのように考えていました。

さて、恋愛を学ぶことでモテるようになるということであれば、大切なのは何でしょうか?

やはり重要になってくるのは、会話ですね。

会話というスキルを身に付けることで、

・女性から好意的なフィードバックを繰り返し得る
・結果が出る(女性から好かれる、彼女ができる)
・モテる男になる

というように現実が変わってくるのです。

次回は、会話について少しお話ししてみたいと思います。

参考になれば幸いです。

執筆者: 赤木博人

性格は、内向的、人見知り。 日本有数の大学を卒業し、一部上場企業への就職もできたが、なんと恋愛、心理学、催眠の研究に没頭するためにだけに就職を完全放棄し研究活動に専念する。ハマったものはトコトン追求したいという極端な性格。 女性と会話をするたびに紙に書き起こして検証するような日々をおくり、数多くの失敗を重ねながら、ノウハウの検証を続ける生活を10年以上続ける。 現在は心理学や催眠、NLPの理論を恋愛の現場で検証し、「現場で使える恋愛ノウハウ」の普及活動に専念する。

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